バイオメカニカルスパイン(生体力学試験用腰椎)

バイオメカニカルスパインとは、ヒト腰椎の生体力学特性を疑似的に再現した「生体力学試験用腰椎」のことです。バイオメカニカルスパインは各部位が耐久性のある人工物で作られていて、生体力学的な負荷に対する変動性がヒト腰椎よりも低いのが特徴です。(※1)主に整形外科用デバイスの試験、生体力学試験などの「ヒト腰椎」の代替品として用いられます。

バイオメカニカルスパインは、ワシントン大学、カンザス大学、トレド大学の研究所において広範な検証を受けてきました。それぞれの研究所では、「屈曲‐伸展」、「外側屈曲」、「軸回転」、「軸圧迫」などについての詳細試験を行い、生体力学的パラメータをコンピューターによって解析しました。(※2)上端部と下端部は80mm×80mmのブロックに収納されていて、試験機器フレーム内への取付けが簡単に行えるために試験時の安定性も確保されます。

(※1)椎骨、椎間板(核、弁輪、輪状線維)、椎間関節カプセル、間膜などはエラストマー、エポキシ、ガラス繊維等で作られています。椎骨の中心部に海綿骨は含まれていません。
(※2)検証パラメータ--(可動域・ニュートラル・ゾーン剛性および履歴現象)


※ 検証データは製品カタログをご確認ください。

バイオメカニカルスパイン(生体力学試験用腰椎)
品番 品名
SAW3430 バイオメカニカルスパイン(T12-S1)
SAW3430-25 バイオメカニカルスパイン(L2-L5)
SAW3430-34 バイオメカニカルスパイン(L3-L4)
生体力学試験椎骨・バイオメカニカルスパイン

バイオメカニカルスパインの構成要素

  • ソリッド状椎骨 (Solid 4th generation Vertebrae)※椎骨に海綿骨芯はありません。
  • 神経核 (Nucleus)
  • 繊維製線維輪 (Annulus with Fiber)
  • 繊維製前縦靱帯 (Anterior Longitudinal Ligament with Fiber)(ALL)
  • 繊維製後縦靱帯 (Posterior Longitudinal Ligament with Fiber)(PLL)
  • 黄色靱帯 (Ligament Flavum)(LF)
  • 横行棘靭帯 (Transverse Spinous Ligament)
  • 椎間関節カプセル (Facet Capsule)
  • 棘内および棘上靭帯 (Intra & Supra Spinous Ligament)