材料特性表には「立ち上がり方向に平行」の値を記載しています。
ここでいう立ち上がり方向とは、海綿骨ブロックの発泡成形時に泡が成長する方向を指します。
荷重方向が立ち上がり方向と直交する場合、海綿骨ブロックの弾性率は約25%低下し、強度も約5%低下します。
ただし、この影響は 密度20 pcf(0.320 g/cm^3)以下の海綿骨ブロックに限定されます。
20 pcf(0.320 g/cm^3)を超える海綿骨ブロックでは、一般に材料特性は等方的と見なすことができます。
ソーボーン社では可能な限り、発泡成形時の立ち上がり方向が海綿骨ブロックの厚さ方向と一致するよう管理しています。