ソーボーン社のコンポジットボーンは水分や脂肪分子を含まないため、MRIには写りません。
明確なコントラストを得るには、水系媒体（水溶液）に浸す必要があります。

はい、海綿骨ブロックはX線で撮影可能です。
ただし、ソリッド型海綿骨ブロックおよびセルラー型海綿骨ブロックは肺組織とほぼ同じ濃度で描出されます。
オープンセル型海綿骨ブロックは密度が高いため、より鮮明に描出されます。

健常な海綿骨：12–20 pcf（0.192–0.320 g/cm^3）
健常な椎体の海綿骨：10–15 pcf（0.160–0.240 g/cm^3）
骨粗鬆症などで弱くなった骨：10 pcf（0.160 g/cm^3）以下

材料特性表には「立ち上がり方向に平行」の値を記載しています。
ここでいう立ち上がり方向とは、海綿骨ブロックの発泡成形時に泡が成長する方向を指します。
荷重方向が立ち上がり方向と直交する場合、海綿骨ブロックの弾性率は約25％低下し、強度も約5％低下します。
ただし、この影響は 密度20 pcf（0.320 g/cm^3）以下の海綿骨ブロックに限定されます。
20 pcf（0.320 g/cm^3）を超える海綿骨ブロックでは、一般に材料特性は等方的と見なすことができます。
ソーボーン社では可能な限り、発泡成形時の立ち上がり方向が海綿骨ブロックの厚さ方向と一致するよう管理しています。

標準の皮質骨シリンダー内部に、お客様指定の硬度（PCF）の海綿骨素材を充填したカスタム仕様モデルのことです。