KY11230-100 縫合手技評価シミュレータ
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縫合手技評価シミュレータ について
手術の基本となる皮膚縫合手技(縫合結紮)を6項目で定量的に評価できるシミュレータです。
この製品は、文部科学省の知的クラスター創生事業の一環である「岐阜・大垣ロボテック先端医療クラスター」の支援のもと、早稲田大学理工学術院 高西淳夫研究室との共同研究によって開発されたものです。
縫合手技評価シミュレータ の特徴
医学部学生・初期研修医を対象に、手術の基本である縫合、結紮手技を6つの項目で定量的に評価できるシミュレータです。
- 3つの「評価モード」「学習モード」「試験モード」により目的に応じた学習が行えます。
- 保存した過去のデータと比較することで手技の上達度が確認できます。
- 不得意な項目や上達の様子を客観的にとらえながらくり返し学ぶことで、自己学習の効果をより高めることができます。
- 臨床能力の客観的実技評価試験に使用することができます。
3つのモード
- 評価モード: 縫合・結紮手技を定量的に評価
- 学習モード: 実習の評価の記録を確認
- 試験モード: 実技試験用の縫合手技評価
評価項目
縫合用皮膚の傷口に対して3針の単純結節縫合、機会結びを行います。手技にかかった時間と縫合装置ユニット内のセンサーで皮膚に加わった力と変形を記録します。
※マットレス縫合や連続縫合など、他の縫合方法での技術評価はできません。
6つの評価項目で縫合手技の定量的評価を実現
- 縫合に要した時間
- 皮膚に加わった力
- 結紮力
- 縫合間隔
- 縫合幅(左右の均等)
- 創離開(傷口面積)
仕様・構成
- ユニット装着台×1台
- 縫合装置ユニット×1台
- 縫合用皮膚×40枚 ※1
- USBカメラ×1台
- セットアップ用CD×1枚
- 皮膚縫合の解説映像CD×1枚
- 取扱説明書
※1 縫合手技の評価にご利用いただけるのは1回の実習のみです。
使用済みの皮膚は縫合の練習にご使用ください。
消耗部品
- 縫合用皮膚 40枚セット (11230-010)