KY11361-000 大腸内視鏡トレーニングモデル
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大腸内視鏡トレーニングモデル(KY11361-000)
大腸内視鏡手技のトレーニングを実施するための医療シミュレーターです。指導、実習を実際に即した形で繰り返し実習、シミュレーションできます。
大腸内視鏡トレーニングモデルの特徴
生体と同様な可動性と質感を持ち、挿入感がより生体に近い大腸モデルです。
- 肛門部の開閉により、実際の大腸と同様送気や吸引操作により管腔が変化し、内視鏡挿入法の効果的なトレーニングをサポートします。
- 大腸各部の長さや固定位置を変化することができ、挿入に容易な大腸から挿入困難な大腸まで自在に作成することができます。
- 腸は取り外して付け替えることができるほか、水洗いも可能です。
- 研修期間の短縮、内視鏡技術の更なる向上、挿入困難例の模擬体験に効果が期待できます。
大腸内視鏡トレーニングモデルを用いての実習項例
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はじめて大腸内視鏡挿入法のトレーニングを行うのに適したケースで、S状結腸でループを形成せずに深部大腸へ挿入し、大腸全長の各部位にかかる挿入方法を習得します。
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ケース1よりもややS状結腸が長く実地臨床の前に習得したいケースで、右旋回と引き戻し操作によりS状結腸でループを形成せずに、SDジャンクションの通過方法を習得します。
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S状結腸がやや長く、挿入すると自然にS状結腸でαループが形成され脾弯曲に達するケースでSDジャンクション通過後にS状結腸のαループを解除する方法を習得します。
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S状結腸が長く、Nループを形成しており、S状結腸を大腸のひだを折り畳むように短縮して挿入する腸管短縮法で通過することが極めて困難で横行結腸も下垂している中~高難易度のケースです。
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S状結腸が長く、αループを形成しており、S状結腸を短縮操作で通過することが極めて困難で横行結腸も下垂している中~高難易度のケースです。S状結腸で形成されるループの解除法を習得するとともに、挿入困難例におけるS 状結腸の短縮化を習得します。
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S状結腸が長く、プッシュ挿入によりS状結腸で裏αループが形成される高難易度のケースで、痩せ型体型のS 状結腸で形成される裏αループを左旋回で解除する方法を習得します。
仕様・構成
大腸内視鏡トレーニングモデルは以下の構成となります。
仕様 | 本体: 成人腹部モデル 重さ: 約6.5kg 材質: 軟質特殊樹脂・硬質樹脂製 |
構成 | (a)モデル本体・・・1体 |
消耗品のご案内
- KY11361-010: 大腸内視鏡トレーニングモデル/腸管部・腸管部注入口蓋(外蓋・内蓋)・肛門蓋付
- KY11361-020: 大腸内視鏡トレーニングモデル/肛門弁・ゴム球付
- KY11361-030: 大腸内視鏡トレーニングモデル/取付金具一式
(バネ無10個・バネ有5個・クリップ1個・取外しヘラ1枚) - KY11361-120: 大腸内視鏡トレーニングモデル/腸固定位置ガイド(5枚一式・練習の手引き付)