BCSC400A 小児全身骨格模型、6才
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小児全身骨格模型、6才 BCSC400A の仕様
約6歳児の全身骨格モデルは、この年齢における成長の特徴を忠実に再現した優れた例です。この骨格モデルの年齢は、自然骨標本を基に判断されており、長骨の未癒合の骨端や多くの骨の軟骨縁といった発達段階の特徴を示しています。上下の顎には乳歯が完全に揃っており、前頭、大泉門、蝶形、小泉門の縫合部はすべて閉じています。一方で、蝶形後頭部の軟骨結合や頭蓋の縫合は開いた状態です。頭蓋後部では、椎骨の神経弓と椎体の癒合が進行中で、成長段階を示す上腕骨の全近位骨端も存在します。また、坐骨恥骨枝の癒合、大腿骨の大転子の形成が認識でき、脛骨の内果が骨化を開始している点も観察できます。このモデルは、子どもの骨格発達の理解や教育的用途に最適な教材として、研究室での使用に適しています。
- 学名: Homo sapiens
- サイズ: 約 109 cm
- 材質: 合成樹脂
※詳細に個々の骨を観察するために分離型も用意されています。(BCSC400D)をご覧ください。
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