A10 ”スタン”標準型骨格モデル、直立型スタンド仕様
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”スタン”標準型骨格モデル、直立型スタンド仕様(A10)の特徴
全身骨格模型スタンは、成人男性の骨格を実物大で再現した骨格模型です。本物の骨格標本からのナチュラル・キャスト製で、成人の約200個の骨をリアルに再現しています。
骨格模型は丈夫なプラスチック製で、病院、学校、などでの医学教育、学校教育での教材、患者説明ツールなどとしてご利用いただけます。人体の骨格構造を、見て、触って、理解できる教材です。
全身骨格模型の基本仕様
- 本物の骨格標本からのナチュラル・キャスト製
- 熟練した技術者の手作業による組立と仕上げ
- 丈夫なプラスチック製
- 成人の約200個の骨をリアルに再現
- 等身大
- 3分解の頭蓋骨、精巧に作られた歯
- 小さな指骨・手根骨においてもすべて個々に造型
- 上肢は肩関節から取外し可能
- 下肢は股関節から取外し可能
- 簡易ダストカバー付
(※ホコリよけビニールです。別売の等身大骨格モデル専用ダストカバー(W40103)とは異なります) - スタンド付
サイズ | 重量: 7.6kg |
スタンドを含めた高さ: 170cm | |
骨格部分のサイズ: 高さ:約160cm 幅:約45cm 奥行:約30cm | |
頭蓋骨 | 取り外して頭蓋冠、頭蓋底部、下顎の3分解可能。歯牙は上顎骨、下顎骨に対して別成型後、植え込まれています。 |
分解 | 頭蓋骨、左右上肢、左右下肢を分離して単独の骨格模型として使用できます。下肢はさらに大腿部と下腿部に分離可能。 |
頭蓋骨の分解
全身骨格模型の頭蓋骨は簡単に着脱でき、頭蓋冠、頭蓋底、下顎の3分解できます。 歯牙は上下で28本です。上顎骨、下顎骨に対して、別整形した後、植え込まれています。
同じ仕様の頭蓋骨を単独でお探しの場合は、標準型頭蓋モデル(A20)がございます。
着脱可能な肩関節
肩関節はU字金具により連結し、屈曲・伸展、内転・外転、内分回し・外分回しなどが自在に行えます。上腕骨上部の学術的な詳細は、三角筋粗面に至るまで忠実に再現されています。また、着脱も簡単ですので独立した上肢モデルとしてもお使いいただけます。 肩甲骨は肋骨上に固定されています。
肘関節と手の骨
肘関節はワイヤーで連結され、屈曲は実際とほぼ同等の約140度です。回内・回外も無理なく再現します。手根骨と中手骨は個々に製造されてから、ワイヤーで連結されています。手根骨の位置関係も学術的に正確です。
脊柱から腰部
腰椎部は、生理的な前湾を形成し、固定されています。
全身骨格模型(A10)は脊柱固定型です。脊柱可動型の全身骨格モデルをお探しなら サム・全身骨格モデル(A13)や 全身骨格機能模型 吊り下げ型スタンド仕様(A15/3S)がおすすめです。
股関節は屈曲、伸展、内転、外転が可能
股関節はU字金具により連結し屈曲・伸展と、内転・外転が可能です。この部分で下肢を分離することができます。骨盤は男性のもので、恥骨結合部にはシリコンゴムを挿入しています。仙腸関節は固定です。
膝関節は分離可能
脛骨顆間隆起や脛骨粗面などの詳細も再現されています。大腿部と下腿部は、分離可能です。
足の骨
末節骨に至るまで個々に製造してからワイヤーでつないでいます。指間もスペーサーにより、一定を保ち、足底のアーチも再現しています。
(写真:下)リスフランの関節、ショパールの関節を上部より望む。各足根関節面に対するX線の照射角度などもわかりやすく検証が可能です。